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『第29 回技能グランプリ』建築大工職種部門 住友林業ホームエンジニアリングの樋口 徹が銅賞を受賞!!

2017 年2 月10 日(金)~13 日(月)の4 日間に亘って静岡県のツインメッセ静岡などを会場として「第29 回技能グランプリ(主催:厚生労働省・中央職業能力開発協会)」が全国から全30 職種514 名の熟練技能者が参加して開催されました。

今回、「建築大工職種」に出場した住友林業ホームエンジニアリングの社員大工 樋口 徹(埼玉事業部)が初出場で銅賞を受賞しました。

技能グランプリは、熟練技能者が日本一を競い合う大会で、毎年開催される技能五輪全国大会が原則23 歳以下の若手技能者の技能競技会であるのに対し、技能グランプリには年齢制限がなく、それぞれの職種の熟練技能者が参加する全国規模の技能競技大会で隔年開催されています。

今回は全30 職種に全国から514 名の選手が参加し、建築大工職種には厚生労働省認定資格 一級建築大工技能士資格者で一定の実務経験を積んだ熟練技能者43 名が参加して「正六角形小屋組」を製作する課題で熟練の技を競いました。

当社は2015 年に千葉県で開催された「第28 回技能グランプリ」に初めて参加して銀賞を受賞しており、今回の入賞で2 大会連続入賞となりました。

<埼玉事業部 樋口 徹 社員 コメント>

第39 回技能五輪全国大会にも出場しましたが、あの時の訓練は一緒に出場する仲間もいて互いに切磋琢磨して競い合うことが出来ましたが、グランプリの訓練ではそんな仲間もいなくて孤独な戦いになることを覚悟していました。

しかし、住友林業建築技術専門校の渡邉校長をはじめとする数多くの教官方がそんな不安を払拭してくださって特に遠藤教官は私にとことん付き合ってくださいました。

また、大会当日には多くの方が競技会場まで応援に来て頂きました。 沢山の方々の応援と支えがあったお陰で今回の受賞に繋がったことを実感しております。

グランプリ出場に理解して頂きチャンスをくださった全ての方々に感謝します。

これからは、わずかな精度の差で勝敗が左右される技能グランプリでの経験を生かし、現場で更なる高品質な「住友林業の家」作りに取り組み、また次代を担う若手大工の育成に力を注いでいきます。

≪樋口社員 銅賞作品≫

競技を終え、ほっとした笑顔の樋口社員