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平成30年度 優秀施工者国土交通大臣顕彰、青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰を受賞

真左:【優秀施行者国土交通大臣顕彰】浅沼 進社員
写真右:【青年優秀施行者土地・建設産業局長顕彰】原 信也さん

10月5日(金)メルパルクホール(東京都港区芝公園)にて、平成30年度優秀施工者国土交通大臣顕彰(以下「建設マスター」という)、青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰(以下「建設ジュニアマスター」という)の式典が開催され、住友林業ホームエンジニアリング㈱千葉事業部工事グループSMC※統括である浅沼進社員が「建設マスター」に、同近畿事業部の請負大工である原信也さんが「建設ジュニアマスター」に選出されました。

建設マスター」は平成4年に建設大臣顕彰(当時)として表彰が開始され、今回は27回目にあたります。建設工事施工者として20年以上の経験を有し、現役で活躍している方のうち、特に優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成に多大な貢献をしている建設技能者が選ばれます。また「建設ジュニアマスター」は平成27年に設けられた表彰で、建設工事施工者として10年以上の経験を有し、現役で活躍している方のうち、優秀な技術・技能を持ち、今後更なる活躍が期待される青年技能者が選出されます。

今年度は422名(内女性5名)が「建設マスター」に、101名(内女性4名)が「建設ジュニアマスター」に選ばれました。

原さんは平成8年住友林業建築技術専門校(9期生)に入校、平成16年住友林業ホームエンジニアリングから独立し、現在は請負大工として「住友林業の家」の施工を手掛けています。お施主様の立場に立ちご要望を伺い、一緒に家を造りあげる姿は他の大工の模範となっている他、年配の大工職への配慮や、若手大工職の後輩育成にも積極的に取り組み、双方からの信頼も厚くパイプ役となっています。

同氏は住友林業近畿地区安全大会で2年連続を含む計4回の安全衛生優秀者賞を受賞、住友林業ホームエンジニアリングでは平成29年度の業績最優秀者賞を受賞され、お施主様や住友林業からも大変信頼される人材です。

浅沼社員は昭和63年に住友林業建築技術専門校の第1期生として入校し、以後30年6ヶ月にわたる長期間に亘り「住友林業の家」づくり一筋で活躍しており、現在では住友林業ホームエンジニアリング社内でSMC統括として活躍の場を広げています。

大勢の大工、職人を纏める力や、難題に対する処理能力が高く、新技術施工検証、高額高難易度物件の施工、古民家リフォーム建築等で揺るぎない実績を積み上げています。この実績が遺憾なく発揮されたのは、東日本大震災発生時の応急仮設住宅建設でした。100名を超える職人を纏め、短い工期と職人不足に対応しながら、極限状態の過酷な状況下でも効率的に作業を遂行しました。

今回顕彰を受賞された2人は高い技能を持っているだけではなく、本顕彰の基本理念である後進の育成にも積極的に取組んでおり、今後の建設業界発展のために尽力している点が高く評価されたと考えられています。

住友林業ホームエンジニアリング㈱の社員大工・請負大工は、ほぼ毎年、「建設マスター」「建設ジュニアマスター」を受賞しており、この高い技術力と指導力が同社の「品質方針」である安全・安心・高品質の「住友林業の家」の家づくりを支えています。

※SMC:Sumitomo Master Carpenter 住友林業ホームエンジニアリングにおける技能職社員の資格制度 「社内技能検定1級取得者で且つ指導者として後進の育成能力を備えた技能職社員」